#001 FPVラジコンカーを思いついた

みなさんこんにちは
今日から始まる読み物シリーズの第1章!

2年かけて開発しているものがだいぶ形になったのでご紹介します
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それでは、どうぞご覧ください

★第1章 はじまり★

【ラジコンカーを実写のような視点で運転してみたい】

私は昔、かなり駄々をこねてラジコンカーを親から買ってもらいました

満面の笑みでコントローラーを手に取ったのだが「俯瞰(ふかん)」で運転するものだからラジコンカーが戻ってくる時にはコントローラーの操作が左右・上下で逆になってしまって・・・・上手に運転ができませんでした
※俯瞰:高い所から物事を見下ろすこと、あるいは、広い視野で全体を把握すること

そう、数分で飽きてしまったのです
ラジコンカーは、私には難しいと悟った瞬間でした


それでも、車が大好きだった幼少期

サーキットの狼
よろしくメカドック
シャコタン★ブギ
湾岸MIDNIGHT
頭文字D

自動車を題材にした漫画に熱狂した
40代、50代はスーパーカー世代と言ってよいでしょう

ドリキン土屋さんに憧れて、新車情報は常にチェックしていました
私の10代と20代は車をカスタムするのに夢中でした

アルバイト代は全て車関係に消えていった
スーパーカーやスポーツカーが大好きで、東京モーターショーに行っては、夢を膨らませていました

あの時の情熱は、いったいどこに行ったのか・・・

時は過ぎ、私も良い大人になりました
結婚して子供ができ、私の「趣味に使えるお金」はほとんどありません

缶コーヒーのおまけで、スーパーカーがついてきますよね?
あれを大人買いしては、棚に飾っている・・・
そんなささやかなことが、趣味になってしまいました

質は高くて、所有欲を満たしてくれる玩具たち

そんなある日、FPVドローンレースなるものを動画で観ました
FPVとは「一人称視点」という意味らしい

つまり、FPVドローンとは「ドローンの視点になって運転ができる」技術ということになります

すごい!
まるで空を飛んでいるかのような視点で運転できるんだ!
超楽しそうじゃないか

 
↑ 写真は目視でドローンを運転していますがFPVドローンは、HMD(ヘッド・マウント・ディスプレイ)と呼ばれるゴーグルを装着して運転します

モノを見ないと想像できませんよね・・・
HMD画像探してくるので・・・ちょっと待ってください・・・

あったあった、これです

これ ↓

そうそう
こんな感じ
これがHMD(ヘッド・マウント・ディスプレイ)です
※写真はフリー素材です。私ではありません

それで、話はスタートに戻るのです。ですです

【ラジコンカーを実写のような視点で運転してみたい】

ラジコンカーは俯瞰(ふかん)で運転するからややこしい
「運転している感覚」からは程遠い

これが、私が小さい頃に出した結論

え、でも待って?

ラジコンカーを「HMDを使って」運転したら「臨場感」と「没入感」が手に入るのではないか?

ラジコンカーの速度って、鬼早いじゃない?
あの速度で運転した日には、見たことが無い世界に行けるのでは?

「私」がまるで「ラジコンカー」になったかのような「没入感」を味わえる?

私は、思い付いちゃったわけです・・・

「ラジコンカーをFPV(一人称視点)で運転したら、大変なことが起こる」のではないかと・・・

気が付いたら、いても立ってもいられなくなり、探しましたよ

既製品があるはずだ!と

私が気付くくらいだから、すでにそんな製品が出回っているはずだ!
探しまくった結果・・・

ありました!
ありましたよセニョール!

速攻でポチりました!

その既製品は、ラジコンカーにデジタルカメラが付いておりその画像データを「携帯電話」で見られるというもの


 ↓


すごい
未来じゃないか!
これは楽しそうじゃない
わくわくしながら、電源投入!
スイッチオン!

・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・
が、「コレジャナイ感」が半端なかったのです

コレジャナイ感 の原因は
「遅延」がひどい、というものでした

遅延とは、カメラの画像動画を携帯電話に映すまでに起こる時間差のことです。ラジコンカーを運転すると2,3秒後の世界が携帯電話に表示されてしまいます

これではレースなんて出来ないし、そもそも運転ができない。運転はリアルタイムでなければならいのです!話にならぬ

この製品の他にも、任天堂スイッチで、リアルマリオカートゲームが発売されています。しかし、運転をする画面がスイッチ本体になるのでHMDでは無い

また、遅延を解消するためにラジコンカーの速度自体を遅くしている

コレジャナイ のです
コレジャナイ・・・
コレジャナイ・・・

私が出した結論は・・・
市販品では・・・

FPV(一人称視点)で「低遅延または無遅延で」「簡単・気軽に」運転できるラジコンカーは、存在しない

というものでした・・・

そうか・・・無いのか・・

本当に残念でなりませぬ・・・

んだば・・・

無いなら作ればよいじゃないか!

というわけで、2020年から開発がスタート

プロジェクト名は
リアル e‐Sports ラジコンカー」開発プロジェクト
 略して「スポラジ

目的は「ラジコンを実写のように運転したい」です。言葉で言うのは簡単なのですが、実現するまでに、既に2年が経過しています
強烈な没入感を手に入れるその日まで、私は闘い続けることを誓ったのです!

というわけで第1章はここまでとします

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最後までお読みいただきありがとうございます
第2章を、どうぞお楽しみに!


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